rrbのブログ - 2009/04のエントリ
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天を仰いで思うこと 不退転 2009/04/20 12:00 am
ふたいてん…固く信じてくじけないこと。最後までやり抜くこと。
◇ちょっと予備知識 → 仏教語で修行を途中で投げ出さないことから。略して「不退」ともいう。
類義語に不撓不屈(ふとうふくつ)・強固(きょうこ)がある。
対義語は退転(たいてん)。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
話のネタ雑学(32)
冷たいものをとり過ぎるとお腹が痛くなる? (エキサイト 2008年4月5日掲載)
冷房の効いた部屋ならともかく、炎天下の暑さは相当なもの。熱射病で死亡する人がでるくらい夏はついつい冷たいものをとり過ぎて、お腹を壊すのも無理はない。食べたものは胃の中で2〜4時間ぐらいかけて、胃酸と酵素によってどろどろの液体状にすりつぶされる。続いて十二指腸では、すい臓からでる酵素と、胆汁によって分解が進み、小腸で無数の消化酵素の働きで、体内に栄養が吸収される。
ところが冷たいものをとり過ぎると、内蔵の温度が下がってしまう。酵素が働きやすい温度は体温に近い40度くらい。高すぎても低すぎてもその働きは鈍ってしまう。そのうえ消化器官の運動を調整する神経や筋肉も働きが弱ってしまう。結果、正常に働かなくなり、お腹が痛くなるということ。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
痛くなったらとにかく温めるといいということだ。これからの季節、冷えたビールの飲みすぎでお腹をこわさないようにしたい…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)
◇ちょっと予備知識 → 仏教語で修行を途中で投げ出さないことから。略して「不退」ともいう。
類義語に不撓不屈(ふとうふくつ)・強固(きょうこ)がある。
対義語は退転(たいてん)。
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話のネタ雑学(32)
冷たいものをとり過ぎるとお腹が痛くなる? (エキサイト 2008年4月5日掲載)
冷房の効いた部屋ならともかく、炎天下の暑さは相当なもの。熱射病で死亡する人がでるくらい夏はついつい冷たいものをとり過ぎて、お腹を壊すのも無理はない。食べたものは胃の中で2〜4時間ぐらいかけて、胃酸と酵素によってどろどろの液体状にすりつぶされる。続いて十二指腸では、すい臓からでる酵素と、胆汁によって分解が進み、小腸で無数の消化酵素の働きで、体内に栄養が吸収される。
ところが冷たいものをとり過ぎると、内蔵の温度が下がってしまう。酵素が働きやすい温度は体温に近い40度くらい。高すぎても低すぎてもその働きは鈍ってしまう。そのうえ消化器官の運動を調整する神経や筋肉も働きが弱ってしまう。結果、正常に働かなくなり、お腹が痛くなるということ。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
痛くなったらとにかく温めるといいということだ。これからの季節、冷えたビールの飲みすぎでお腹をこわさないようにしたい…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
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今京都 不死鳥 2009/04/19 12:00 am
ふしちょう…永遠に滅びないもの。また、不死不滅の象徴。
◇ちょっと予備知識 → フェニックスのこと。
霊鳥で500年毎に焼け死に、灰の中から再び生き返るという神話から。
類義語に不死身(ふじみ)・不老不死(ふろうふし)がある。
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羅漢
地蔵物語(253)
◇ちょっと予備知識 → フェニックスのこと。
霊鳥で500年毎に焼け死に、灰の中から再び生き返るという神話から。
類義語に不死身(ふじみ)・不老不死(ふろうふし)がある。
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羅漢
地蔵物語(253)
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今京都 風来坊 2009/04/18 12:00 am
ふうらいぼう…どこからともなく来る人。気まぐれな人。流れ者。
◇ちょっと予備知識 → 風のように突然現れたり、去ったりすることから。
類義語に風来人(ふうらいじん)・風来者(ふうらいしゃ)がある。
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簾、暖簾 (旧フォトヴィレッジ 2007年4月2日、11日掲載)
簾(すだれ)は、目隠しの役目もするが、同時に外観を飾るデザインでもある。京都の夏は蒸し暑い。それを快適に過ごす工夫だとも言われているけれど、実際は「地球環境のことを考えようよ」と言いたくなるようなクーラーががんがん回っている。それほど過ごしにくいのが京都の夏。
クーラーのない時代、この京都の夏を乗り越えるには、たいそう苦労したのだろうと想像する。家の造りで、母屋と離れの間に中庭を造り、表から裏に貫ける通り庭という土間を設置して、中庭に水を撒くと、その温度差で家の中を風が通って行くというようなデザインが誕生しているところからも生活の知恵と暑さ対策に力を注いでいる状況がうかがえる。
全面的に開けっぴろげに出来ないので、簾や暖簾(のれん)で目隠しをする。天然素材の簾や葦簾(よしず)や暖簾は町家のデザインと違和感なく溶け込み、涼しげである。と、いっても冬でも西日が当たるところは1年中すだれがかかったまま。そういう簾は色あせて朽ちてきているがどことなく町並みに溶け込んでいるから不思議。
簾(すだれ)と同じで、京町家には暖簾(のれん)がよく似合う。特に麻暖簾がよく似合うということだ。暖簾がかかっていると高級店舗のように思われて敬遠されるが、京都では暖簾は当たり前。ちょっとした店舗でも粋な暖簾がかかっていることが多い。
暖簾は看板と同じで店の顔であり、信用そのもの。そのため「宮内庁御用達」とか「御用所」とか「通産大臣賞受賞」などと書き込まれたものも見かけることがある。また、「本家」「宗家」「総家」「元祖」などと書かれたものもある。時系列的にどれが先なのかさっぱりわからない。丁稚(従業員)が暖簾わけ(新しく自分の店を許可されること)で、店を構えたところ、時代を経て分家のほうが商売繁盛して、どっちが本家かわからなくなった名残なのかも、という京の街のお話…今京都。 ※2、5枚めの写真はEPSON R-D1sで撮った京都東山花灯路2009の光景で本文とは関係ないのであしからず。
◇ちょっと予備知識 → 風のように突然現れたり、去ったりすることから。
類義語に風来人(ふうらいじん)・風来者(ふうらいしゃ)がある。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
簾、暖簾 (旧フォトヴィレッジ 2007年4月2日、11日掲載)
簾(すだれ)は、目隠しの役目もするが、同時に外観を飾るデザインでもある。京都の夏は蒸し暑い。それを快適に過ごす工夫だとも言われているけれど、実際は「地球環境のことを考えようよ」と言いたくなるようなクーラーががんがん回っている。それほど過ごしにくいのが京都の夏。
クーラーのない時代、この京都の夏を乗り越えるには、たいそう苦労したのだろうと想像する。家の造りで、母屋と離れの間に中庭を造り、表から裏に貫ける通り庭という土間を設置して、中庭に水を撒くと、その温度差で家の中を風が通って行くというようなデザインが誕生しているところからも生活の知恵と暑さ対策に力を注いでいる状況がうかがえる。
全面的に開けっぴろげに出来ないので、簾や暖簾(のれん)で目隠しをする。天然素材の簾や葦簾(よしず)や暖簾は町家のデザインと違和感なく溶け込み、涼しげである。と、いっても冬でも西日が当たるところは1年中すだれがかかったまま。そういう簾は色あせて朽ちてきているがどことなく町並みに溶け込んでいるから不思議。
簾(すだれ)と同じで、京町家には暖簾(のれん)がよく似合う。特に麻暖簾がよく似合うということだ。暖簾がかかっていると高級店舗のように思われて敬遠されるが、京都では暖簾は当たり前。ちょっとした店舗でも粋な暖簾がかかっていることが多い。
暖簾は看板と同じで店の顔であり、信用そのもの。そのため「宮内庁御用達」とか「御用所」とか「通産大臣賞受賞」などと書き込まれたものも見かけることがある。また、「本家」「宗家」「総家」「元祖」などと書かれたものもある。時系列的にどれが先なのかさっぱりわからない。丁稚(従業員)が暖簾わけ(新しく自分の店を許可されること)で、店を構えたところ、時代を経て分家のほうが商売繁盛して、どっちが本家かわからなくなった名残なのかも、という京の街のお話…今京都。 ※2、5枚めの写真はEPSON R-D1sで撮った京都東山花灯路2009の光景で本文とは関係ないのであしからず。
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天を仰いで思うこと 風物詩 2009/04/17 12:00 am
ふうぶつし…その土地の風景や季節を詠んだ詩のこと。また、いかにもその季節を感じさせる物事。
◇ちょっと予備知識 → 「風物」は季節を感じさせる景色や風習、事物など。
類義語に景物(けいぶつ)・山水(さんすい)がある。
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話のネタ雑学(31)
欠伸をすると目が覚める? (エキサイト 2008年3月27日掲載)
眠くなると、しきりに欠伸がでる。ひなたぼっこで出るぶんにはいくらしてもかまわないが、会議の席や人前となると、なんとかこらえようと必死。けれども我慢しようとかみ殺すが無情にも出てしまう。さらに間が悪いことに、誰かに見られてしまう。
欠伸は自然に出る深呼吸。脳の酸素が不足してきたので、それを補おうとする生理現象である。脳は他の器官にくらべて酸素を大量に必要とする。呼吸によって取り入れられた酸素の20〜25%を消費するという。だから酸素が不足してくると、強制的に欠伸をして、酸素を取り入れようとする。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
それにしても欠伸をすると、一時的に目が覚める。大きく口を開けると、ものを噛むときに使われる咬筋が強く引き伸ばされ、大脳皮質に刺激が送られるため。したがって欠伸をするなら、恥ずかしがらずに思い切って大きな口を開け、ついでに背筋を伸ばすと効果的だという。それに何よりも気持ちがいい。運転中に眠くなったら、口を大きく開けたり閉じたりするだけでも、効果がある。もっとも少し休憩するのが一番良いことだ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
★前回はここ(←クリック)
◇ちょっと予備知識 → 「風物」は季節を感じさせる景色や風習、事物など。
類義語に景物(けいぶつ)・山水(さんすい)がある。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
話のネタ雑学(31)
欠伸をすると目が覚める? (エキサイト 2008年3月27日掲載)
眠くなると、しきりに欠伸がでる。ひなたぼっこで出るぶんにはいくらしてもかまわないが、会議の席や人前となると、なんとかこらえようと必死。けれども我慢しようとかみ殺すが無情にも出てしまう。さらに間が悪いことに、誰かに見られてしまう。
欠伸は自然に出る深呼吸。脳の酸素が不足してきたので、それを補おうとする生理現象である。脳は他の器官にくらべて酸素を大量に必要とする。呼吸によって取り入れられた酸素の20〜25%を消費するという。だから酸素が不足してくると、強制的に欠伸をして、酸素を取り入れようとする。
(神戸) カメラ/EPSON R-D1s レンズ/NOKTON classic 35mm F1.4
それにしても欠伸をすると、一時的に目が覚める。大きく口を開けると、ものを噛むときに使われる咬筋が強く引き伸ばされ、大脳皮質に刺激が送られるため。したがって欠伸をするなら、恥ずかしがらずに思い切って大きな口を開け、ついでに背筋を伸ばすと効果的だという。それに何よりも気持ちがいい。運転中に眠くなったら、口を大きく開けたり閉じたりするだけでも、効果がある。もっとも少し休憩するのが一番良いことだ…と、天を仰いで思うこと。 ※写真は本文とは関係ないのであしからず。
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今京都 昼行灯 2009/04/16 12:00 am
ひるあんどん…間が抜けている人。
◇ちょっと予備知識 → 行灯は日中にともしても何の役にも立たないことから。
ぼんやりしている人にたとえ、その人をあざけって言う。
類義語に唐変木(とうへんぼく)・頓痴気(とんちき)・表六玉(ひょうろくだま)・
空者(うつけもの)がある。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
犬矢来、猿戸 (旧フォトヴィレッジ 2007年3月27日、4月22日掲載)
犬矢来(いぬやらい)は、町家の外観を飾る重要なアクセント。犬のおしっこを警戒するためのものではないのだろうが、家のすそを保護する役目を担っている。多分、泥よけなどを防止する目的であろうが、町家の外観デザインといったほうがいいような感じすらする。
通りに面した格子の前などにめぐらせた竹を曲げて造った囲いのこと。格子は表の喧騒や光を室内に取り込み、外から室内が見えないようになっている。けれど、顔を近づけると見えるので人を近づけないように犬矢来があるとも。何故、犬矢来という名になったのかは調べてもわからなかった…。
町家の玄関には腰をかがめないと入れないような小さなくぐり戸があるのを見かける。それが「猿戸(さるど)」。なぜこれを「猿戸」というかというとのだろうか。実はこの「猿戸」の内側に差込の鍵が2個所ついていて、これを「さる」と呼ぶ(なぜ「さる」と呼ぶかは…ごめんなさい。)ことから「猿戸」というらしい。この鍵は、上は鴨居に差し込み、下は敷居に差し込むようにできている。
この猿戸は家の中にもあることがある。たとえば、台所と玄関の仕切りだったり、離れの入り口だったりする。面白いことにこの猿戸を取り巻く全体が一体となって動くように出来ている。引き戸のようにスライドしたり、内側に跳ね上がったりする。写真で紹介したのは全て引き戸のようにスライドするタイプ。町家の機能のひとつ「猿戸」が今も残っている。
京都の町家は単独でも美しいが、町並みを形成しているともっと美しいと感じられる。3軒以上並んで町並みを形成しているところを探すのは大変だけれど、西陣などでは見かけることが出来る、という京の街のお話…今京都。 ※2、4、5枚めの写真はEPSON R-D1sで撮った京都東山花灯路2009の光景で本文とは関係ないのであしからず。
◇ちょっと予備知識 → 行灯は日中にともしても何の役にも立たないことから。
ぼんやりしている人にたとえ、その人をあざけって言う。
類義語に唐変木(とうへんぼく)・頓痴気(とんちき)・表六玉(ひょうろくだま)・
空者(うつけもの)がある。
しばらくの間、コメント欄を閉じます。ご容赦ください。
犬矢来、猿戸 (旧フォトヴィレッジ 2007年3月27日、4月22日掲載)
犬矢来(いぬやらい)は、町家の外観を飾る重要なアクセント。犬のおしっこを警戒するためのものではないのだろうが、家のすそを保護する役目を担っている。多分、泥よけなどを防止する目的であろうが、町家の外観デザインといったほうがいいような感じすらする。
通りに面した格子の前などにめぐらせた竹を曲げて造った囲いのこと。格子は表の喧騒や光を室内に取り込み、外から室内が見えないようになっている。けれど、顔を近づけると見えるので人を近づけないように犬矢来があるとも。何故、犬矢来という名になったのかは調べてもわからなかった…。
町家の玄関には腰をかがめないと入れないような小さなくぐり戸があるのを見かける。それが「猿戸(さるど)」。なぜこれを「猿戸」というかというとのだろうか。実はこの「猿戸」の内側に差込の鍵が2個所ついていて、これを「さる」と呼ぶ(なぜ「さる」と呼ぶかは…ごめんなさい。)ことから「猿戸」というらしい。この鍵は、上は鴨居に差し込み、下は敷居に差し込むようにできている。
この猿戸は家の中にもあることがある。たとえば、台所と玄関の仕切りだったり、離れの入り口だったりする。面白いことにこの猿戸を取り巻く全体が一体となって動くように出来ている。引き戸のようにスライドしたり、内側に跳ね上がったりする。写真で紹介したのは全て引き戸のようにスライドするタイプ。町家の機能のひとつ「猿戸」が今も残っている。
京都の町家は単独でも美しいが、町並みを形成しているともっと美しいと感じられる。3軒以上並んで町並みを形成しているところを探すのは大変だけれど、西陣などでは見かけることが出来る、という京の街のお話…今京都。 ※2、4、5枚めの写真はEPSON R-D1sで撮った京都東山花灯路2009の光景で本文とは関係ないのであしからず。