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rrbのブログ - 2008/11/04のエントリ

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今京都 金城湯池 2008/11/04 12:10 am

んじょうとうち…守りが非常に堅固な城、またそのような場所。堅固な備えのこと。
◇ちょっと予備知識 → 金属でつくった守りの堅い城に、熱湯をたぎらせた堀をめぐらすところから。
                「池」を「地」と書くのは誤り。
                類義語に金城鉄壁(きんじょうてっぺき)・湯池鉄城(とうちてつじょう)・
                難攻不落(なんこうふらく)・南山不落(なんざんふらく)がある。


洋の東西では、何でも逆のケースが多い。



たとえば手招きをするとき、日本人は「おいでおいで」と掌(てのひら)を下向きにするが、西洋人は掌を上向きにして「カモン」。包丁は、日本では引いてきるが、西洋では押して切る。リンゴの皮を剥くときには、日本では内向きに剥くが、西洋では外向きに剥く。履歴書だって、日本は若いときから順に今現在に至るが、欧米ではまず現在があって、だんだん過去にさかのぼって書く。などなど、見事に逆である。



日本の轍道と西洋の鉄道。音読みにすれば同じ「てつどう」であるが、日本の轍道といわれてもあまりなじみがない。それもそのはず、日本の轍道は江戸時代、京の都へ通じる主要街道にだけ、特別に設置されていた。それ以外の街道では車両の使用は禁止、主要河川はあえて橋をかけない、として江戸幕府は流通を制約していた。しかし、京へ通じる道だけは、そうもいかなかったとみえる。



この轍道には「車石(くるまいし)」という敷石が敷かれていた。三条通を蹴上げから山科へ向かう、九条山の峠越え、下りカーブの手前あたりの道路壁面には、この「車石」が現在でも保存されており、「旧鋪石・車石」の文字が読める。



それを見れば一目瞭然。通行する荷車の車輪幅に合わせて、敷石に凹面のくぼみを二本、レール状に刻み付けてある。その車石を街道に敷き詰めていた。上り坂や起伏の激しい山道でも通行のスピードが落ちないように、また荷車を引く牛の疲れを軽減できるように、とのことだったらしい。これが日本最古のレールである。



いっぽう西洋の鉄道といえば、凸型のレール。これは鉱山で鉱石を運搬するために、木製のレールを用いたのが始まりとされている。日本の凹型レールと、西洋の凸型レール。これはもう駄目押し的ともいえる逆発想ではないだろうか。同じ人間なのに洋の東西に住むというだけで、なぜこうも発想が逆転するのだろう。


(今ではレールも取り除かれ道路になっている)

江戸時代に生まれた日本の轍道こと「車石」は東海道では京都・大津間の「逢坂の関」として名高い逢坂山や日岡峠付近、そのほか伏見港から京へ入る竹田街道、交通の要地である六地蔵から近江への大津街道にも敷かれていた。


(今ではレールも取り除かれ道路になっている)

しかも、そのわだちは水でひたひたになっており、車の滑りをよくしていた。そこを牛が荷車を引いていく。昔の絵を見ると、まるで川の中を進んでいるように見える。そんな車石まお話…今京都。


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