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rrbのブログ - 2008/07/01のエントリ

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今京都 行住坐臥 2008/07/01 12:06 am

ょうじゅうざが…ふだんの行動。毎日の立ち居振る舞い。そこから、日々の暮らし。日常。
◇ちょっと予備知識 → 「行住」は歩くことと、とどまること。「坐臥」は座ることと寝ること。
                類義語に常住坐臥(じょうじゅうざが)・挙措進退(きょそしんたい)・
                坐作進退(ざさしんたい)・常住不断(じょうじゅうふだん)がある。

月。いよいよ7月だ。2008年も半分過ぎた。月がかわるごとに一年前のブログを読むことにしている。たった一年だけれど、時間の偉大さに驚く。
さて、今月はどんな月になるのやら。ブログのネタを調べる時間がないということが一番の問題だ。「そろそろブログのスタイルを変える頃かな…」と弱気になったりする今日この頃。

そくり
海外旅行のための旅行グッズのなかに、胴巻きのようなお札入れがある。海外に行くとなるととたんに時代がかってくるのは日本人の特性なのだろうか?
「へそくり」と聞くと、おへそを思うせいか、ついつい、これら旅行グッズと結びついてしまう。旅行グッズから「へそくり」という言葉を連想してしまうといったほうが適正かもしれない。
それにしても「へそ」を「くる」とはどういうことだろうと気になった。



調べて初めて知ったのであるが、語源は思いもよらないところへ発展した。「おへそ」とは縁もゆかりもなかったのだ。
「へそ」とは「臍」ではなく「綜麻」と書き、「綜(へ)たる麻(そ)」、すなわち紡いだ麻糸を意味するという。広辞苑にも「綜麻(へそ)」と載っている。紡いだ麻糸、つまり「綜麻(へそ)」を綛(かせ)という木枠に巻き取ることを「繰る」という。これが「綜麻繰り(へそくり)」だというわけである。



ちなみに広辞苑では「綜麻繰り金」として「綜麻を繰って貯めた金銭の意。主婦などが、倹約して内緒で貯めた金。」となっている。
この「へそくり」を裏付ける歌が、平安時代に書かれた「土佐日記」の935(承平5)年2月5日の条にある。
ゆけどなほゆきやられぬは妹がう(績)む を(苧)づのうらなる岸の松原
「土佐日記」を書いた紀貫之の歌である。「を(苧)」とは「麻(そ)」のこと、「う(績)む」とは「紡ぐ」ことをさしている。



国司として任期満了で、赴任先であった土佐から、やれやれとの思いで京都へ帰る途中、土佐から太平洋を回り、紀伊水道を抜けて難波までの長い長い船旅。この歌は泉州沖から岸の松原を望んでいる様子らしい。関西空港のあるあたりだといわれている。



難波津(なにわづ)まであと一息とはいえ、ゆけどもゆけども白砂青松の海岸線が延々と続くばかり。そんな退屈な船旅のなか、平安時代の女性たちはたとえ貴族であっても、麻の繊維をより合わせて糸を紡ぐ気の遠くなるような手仕事に精を出していた。



ここから綜麻を繰る「へそくり」が女性たちの仕事になり、麻糸を少しずつ少しずつより合わせるように倹約して内緒で貯めたお金を意味するようになったということだ。「へそくり」は平安の昔から、女性がするものだったというわけね。
いずれにしても「へそくり」は、意外なことに語源が京都にあった言葉のお話vol.23…今京都(写真は京都の町並みで本文とは関係ないのであしからず) 前回の語源は「ひょうたんからこま」(←クリック)


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