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テンキ2010/09/12 12:00 am

ンキ
テンキという音で思い浮かぶのは、まず「天気」だろう。しかし、ここでは「転機」のお話。「人生の転機」というと、何か大きな出来事のように考えがちだ。だが、大きなことばかりが人生の転機なのだろうか…と考えた。大きな出来事が人生の転機となる可能性が高いことは当然だが、大きな出来事だけが人生の転機と考えるのは、いかがなものだろうか。どんな些細なことでも「人生の転機」になりうるのではないか…と考える。さらに、「人生の転機」とは、その時に「これが人生の転機だ」と分かるのだろうか。後に考え、気がついてみたら、「あぁ、あのことが人生のひとつの転機だったのかも…」というのが正直なところだろう。



自分の転機は…と考えると大学進学と就職であろう。結論的には行きたい大学に進学しなかったということだ。正しくは「行きたい大学に進学できなかった」ということだ。自分の名誉のために言うが、試験で落ちた訳ではない。なんとも呆れた裏話がそこにはある。自分の名誉のためにその事実を明かすことはやめておく。さらに就職。正直、就職には無頓着であった。大学に提出しなければならない求職票も提出していない状況だった。大学からの呼び出しはなかったが、たまたま廊下で出会った大学の人の言葉で現在に至っている。直ぐに思いつく内容ではこの2つだ。しかし、じっくり考えると中学校1年生の時の松本先生(仮名)との出会いが一番大きい。その話を少しだけ掲載しておこう。



松本先生は数学の先生で、初めての人事異動で我校に赴任。年齢的には26歳くらい。気の弱いオトナシイ先生で、授業の進行もオトナシすぎる。他の授業ではそんなに荒れなかったが、松本先生の授業だけは荒れた。といっても小学校5年生の時の荒れように比べたらオトナシイものだが…。松本先生は、その性格からか声が小さく、何を言ってるのかわからない。そのことが原因で授業が楽しくない。クラス一番のヤンチャ坊主が暴れ出した。「お前の教え方ではわからない」というような罵声を浴びせた。その一言から荒れた数学の授業へと変貌していったのだった。
「グチャグチャ言うんやったら、あんたが教えたら!?」というヤンチャ坊主に向けたクラスの優等生生徒の一言。
この一言が、結果的にあらぬ方向に進むことになった。

「おらぁ、わからん。わからんからできん」とヤンチャ坊主。
「だったら静かにしといたら?」と優等生生徒。
負けん気の強いヤンチャ坊主の「そんなこと言うんやったら、お前が教えてみぃな」との応戦の言葉。
「自分にも無理」と優等生生徒。
「そんなら人に言うな」とヤンチャ坊主。
「自分には無理やけど、○○さんはできるんとちゃう?」と、いきなり人に振ってくる優等生生徒。もともとこの優等生生徒とはあまり仲が良くなかったので、意地悪な無茶ブリ。この優等生生徒の無茶ブリに『何考えてるねん!?』と思いながらも自分の口から出た言葉に自分でもビックリ。
「今日は無理。次回からだったら大丈夫」 こんなことを言ってしまう自分にビックリだ。しかし、二言はない。次の時間からはしっかりと教鞭をとった。ドキドキだったが、なんとかできた。クラスのみんなも「わかりやすい」と褒めてくれた。松本先生にあっては「こうして教えればいいんだ…」という始末。まぁ、こうして荒れたクラスは落ち着きを取り戻していった。



別に数学が得意というわけでもなかったが、このことがキッカケに他の教科もドンドン成績がのびていった。小学校まで下から数えたほうが早いくらいの成績であったのが、一気に上昇。クラスでも学年でも上から数えたほうが早いくらいだ。この成績は高等学校卒業まで続いた。松本先生との出会い、優等生生徒の無茶ブリ。このキッカケにより勉強の仕方を学んだ。今でもその勉強の仕方が活かされている。大学進学よりもこちらのほうが「転機」だろう。

さて、自分のことはこれくらいにしておいて…と。
結論、進学や就職、結婚や離婚、あるいは病気などが「人生の大きな曲がり角」であることは論を俟たないが、日常生活のありふれたことが、転機になることも少なくない。一冊の本で考え方や生活が変わるのもひとつの転機だし、新聞の広告による何かの講座を受講するのもひとつの転機。
しかし、人生の転機となるキッカケは、やはり「人」が関係している。人生を振り返ると、出会った人により、なんらかの影響を与えられている。数々の出会いがあり、別れもある。これからも色々な人と出会うだろうし、様々な影響を与えられるだろう。人との出会いも含めて全ての出会いに感謝するとともに、自分も人にいい影響(転機)を与えられるような存在であれば…と、天を仰いで思うこと。


 

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